舞台&劇団

役者の集客力は必要か?集客を増やすにはどうしたらいいのか?

女性の自立

舞台役者にとって集客力ってすごく大事なんだけど、ここの部分は目に見えないところなので、ほんと、やり方がわからないので難しいですよね。

しかし、役者をやっていく以上、ずっとついて回ることです。

どうしたら、たくさんのお客さんに来てもらえるのか?また、自然に集客ができるためには今からやれることって何なのか?

この記事では、そんなことを掘り下げてみました。

役者の集客力とは?どんな人が集客できるのか?

それまで集客のことってあまり考えていなかったんだけど、去年2020年はコロナが流行った時期で、そのおかげでお客さんが激減・・知り合いに声をかけてもなかなか観に来てくれません。

そんなわけで、真剣に集客について考えるようになりました。

緊急事態宣言が解除されても、やっぱり気にしている人は動かない・コロナになんとしてもかからないように予防が第一だから、観劇なんてもってのほかです。

2020年も21年になった今でも、用心深い人が多くなったせいか、普段よりチケットの売れ行きは伸びません。

しかし、自分が出演する劇のチケットの売上になんとかして貢献したい・・・というか、観てくれるなら一人でもいいんですが、やっぱりたくさんの人の視線にさらされるからこそ気合って入るもんです。

お客さんが来てくれることは最重要ですね。

集客力のある役者ってどんな人なんでしょうか?

知り合いが多い人

家族や親せき付き合いが普段から多い人で、出身地が地元であれば、声もかけやすく、集客もしやすいですね。また、職場や普段から仲良くしている友人関係が多い人も同じです。

しかも、演劇関係に携わっている友達であれば、何かと事情もわかっているので、しつこく誘わなくても来てくれる率も高いのでありがたい(謝謝)。

でも、普段から友だち付き合いやお付き合いそのものが少ない私生活となると、なかなか、声をかけずらいので集客には縁遠い・・・。

しかも声をかけたところで、やんわりと断られることがほとんどなので、心が傷ついてしまい、余計に次も声がかけずらくなる、、、といった悪循環ループに陥ります。

既にファンがついている人

芸能人やアイドル活動をしていた人はもともとファンがついているので、SNSなどで告知をすると一気に集客ができるんですよね。

また、youtubeやインスタでのホロワーが一定数以上いる人も、定期的に告知をするだけで集客につながります。1万人以上いるといいらしい。

劇団側としては、こういった既にファンがたくさんついている人を演者に加えたいと思うところも多いんですよね、当然、そういったところには私はキレイに落ちますww

応援してあげたいと思える人になる

今まで主役や準主役で舞台をやっていて、良い演技をしていた人には、また観たいと思ってくれるので、定期的にお知らせをすると集客につながるかもしれませんね。

前回観に来てくれた人にメールやDMでお知らせするのもいいかもしれないけど、、、あんまりしつこいと嫌われるので、この辺は難しい。だけど、やっている人は結構多いんだな。

残念なことに、単純に、演技が上手なだけでは、なかなか自発的にお芝居を観に来てくれる人は少ないというのが現状です。

それよりは、応援してあげたい、観に行ってあげたいといった別の原動力が大事なんじゃないかな、って思います。

これについては、後で詳しく説明します。

集客力をあげるにはどうしたらいいのか考えてみた

さて、もともとファンなんかいないし、親族も少ないし友達付き合いも多くないんだけど、そんな人が集客力をあげるにはどうしたらいいのでしょう?

  1. 人がたくさんいるところにいって宣伝しまくる
  2. たくさんの知り合いを作って集客につなげる
  3. SNSを活用して宣伝する

以上の3つの方法が思い浮かびましたが、それぞれリスクがあります。

①人がたくさんいるところにいって宣伝しまくる

例えば居酒屋とかイベント場とかに出かけて、チラシを配って宣伝をしていく方法って、どうなんでしょ?

チラシの量をたくさん配る割には、効果ってよくないですよね。

本当に集客をしたいのなら、路上で劇をして宣伝をするほうがよほど効果があるし、なんなら、その居酒屋にのみにいって、隣に座ったお客さんに声を直接かけて誘うほうがよほど効率高いんですよね。

紙だけで伝わる情報って少ないんですよね。

日本では舞台を観に行くということにあまりなじみがありません。

役者の名前や劇団の名前をみても、興味をそそることはほとんどなく、宝塚劇団や劇団四季くらいしか知らない人が多いんですよね。

そんなわけで、劇の楽しさを知らない人が多く、役者として描くドラマを目の前で見てもらってやっと初めて興味を持ってもらえるかどうか、なんだと思う。

路上で演劇(寸劇)をするのは、日本では必要なのかもしれない。あたしもやろうかな、、って思ってきたww

②たくさんの知り合いを作って集客につなげる

せっかく新しい知り合いができたきっかけで、自己紹介と合わせて舞台の宣伝もできますね。

数うちゃ当たるじゃないけど、言わないと伝わらないので、私はなるべく言うようにしています。

自分がこんな人、というのを伝えるためには「演劇をやっていること」は私には必要不可欠。

もちろん、近いうちに舞台があるときはそれも伝えます。もし、来てくれたら、その人のためにも全力で捧げます。

だけどね、やっちゃいけないことが一つあるんだ。

それはね、交換条件をしてくる人がいるのよ。

今回それ、めちゃめちゃ経験してがっかりしたんだけど、、、劇観に行く代わりに、何かをしてもらおうと企ててくる人が結構多いんです。

私はFBでつながった人の何人かにいたんだけど、去年、出演した劇を観にきてくれたあと、たたみかけるようにいろんな営業やお誘いのDMがきまくりました。

負担がそれほどかからないものにはなるべく参加したけど、かなり高額なものを売ろうとしてきた人もいました。こういう人は見極めて避けていかないと、、キリがないです。

捧げる気持ちはwin-win

だけどね。。。。純粋な気持ちで来てくれたお客さんもいるわけで、ここはしっかり覚えておくべきかも。

チケット料金は3000円~6000円くらいのところが多いですが、料金だけじゃない。。その日に出かけるための準備、交通機関の利用、観劇のための時間の浪費、、こういうものすべてを来てくれたお客さんは捧げてくれている。

その責任が役者にはあります。それだけの負担をかかえても来てくれたのには理由があります。

その人に興味があったり、っていうのもあるかもしれないけど、何よりも、応援してあげたい、という気持ちが大きいんだと思います。

小さい時、幼稚園や学校でお遊戯会や学芸会などがあったでしょう。

家族の人が観に来てくれた・・・それは、面白そうだから、と来てくれたんじゃない。

「応援してあげたい」という気持ちが一番大きかったから、ご両親は来てくれた。

だから、役者はいろんな人に捧げられている幸せ者でしかない。。そしたら、役者も捧げずにはいられない。

③SNSを活用して宣伝する

Twitterやインスタ、youtubeやTikTokなどライブ配信を通じて発信してみたりするのもいいでしょう。もともとフォロワーが多い人はいいけど、そうでなく新しく始める人は、中途半端にしてはいけないと思う

映像で伝えるには舞台よりも難しい。

短い時間でもいいから集中して全力で伝えないと意味なし、になってしまう。何事も片手間ではできない。

集客のノルマがあるときの悩み:勧誘するのをためらう役者

最近では、小劇場に出演する役者にチケットノルマがあるケースが結構多いです。

20人以上とか設定されたるのが多く見るかな。それ以上となると、もともと、ファンがついていないと知り合いだけに声をかけるのって大変なんですよね。

まあ、一番きついことの理由は、勇気を出して誘っても、断られると、その後、気まずい関係になることかな。。。。誘ってもなかなか来てくれない人が多いというのはわかっているのに、ショックなんだな。

とりあえず、私が声をかけて、印象に残った方の対応を紹介するので、これ、何かのお役に立ててもらえるだろうか?

集客がうまくいかなかったケース1

「お稽古頑張ってください!」で終了。

「観に行きます」って1カ月前には告知されていたんだけど、ギリギリまでチケットを予約してこないので、再度公演の案内をしたら、このような返答が来ました。

スマートな断り方だけど、ちょっとだけ傷ついたww。

この方とその前に交換条件的なことされていて、よくよく考えたら、なるほど、、、って仕組みを理解しました。反省です。

集客がうまくいかなかったケース2

ちょっと直ぐには返事が出来ないので、行けそうでしたらご連絡します✨
直前になるかもしれません。

実際に、直前になっても連絡来ませんでした。

この方も、交換条件的な提案があり、何度かその人にお金を払って講座を受けたりしちゃいました。

劇が終わってから1週間後に、今度は別の交換条件的なお誘いも来ました。なんだかお金にしか目がいっていない気がして悲しい。

集客がうまくいかなかったケース3

あと、よくあるのが、結構しっかり目に案内を書いて、良かったらご検討くださいませ!と勧誘のお知らせをしたところ、無視される、といったパターン。

見てないのかな?と思うけど、ちゃんと後で既読のしるしが出てきたりするので、無視されているのが後でわかりますね。結構こういうパターンの人多いですwwなかなか慣れない(笑)

集客がうまくいかなかったケース4

スタンプや絵文字だけで返すパターン

不思議なもので、無視されたりするより、ちゃんと反応してくれているので、この返信は私は好きです。

行きたくないんだな、ってわかるんだけど、それをスタンプや絵文字でやさしく伝えてくれているので、いい人だな、って思っちゃいます。人間って不思議な生き物だ。

集客がうまくいかなかったケース5

低調に行けないです、とか謝ってくれる人も。

また、知り合いに拡散しておきます!って言ってくれた人も(涙)

なんだろ、、その時は地方に行っていていけないんですよ!とか、今回忙しくて難しいけど自分のSNSで告知しておくね、とか言ってくれるだけで、うれしいですよね。

結局、人間は、人に支えられあってこそ、生きがいを感じられる動物なのね、と思います。

知り合いに声をかけて成功したケースから成功方法を考察

では、どんな人に声をかければ、自分の劇を観に来てもらえるのか考えるために、今回私が声をかけてきてくれることになった人のケースについて紹介します。

集客がうまくいったケース1

本当に信頼できる友人

これって最強な気がします。

私が逆の立場になって、彼女たちが何かを披露する劇や舞台、講演会を開いたら、できる限り応援したいと思う。やっぱり、原動力は「応援してあげたい」が突き動かすように思うなあ。

大好きな友達がどこかで何かを発表するなら、地方でも観に行きたいと心から思うし。

私の劇に来てもらったけど、来てくれるからこそ、手抜きをせずに精魂こめて演じようというやる気をもらいました。もう、感謝しかないですよ。幸せ。ありがとう。

集客がうまくいったケース2

また会いたい、と思っている人

10年くらい会っていないけど、また会いたいな、と思っていた人・自分の心にある人に声をかけました(女性ですが)。

でね。。。。前回は忙しくて来られなかったんだけど、今回のラヴメールズの出演のときに来てくれたんですよ!

その人、学生時代に演劇をやっていた人だから、喜んでくれるかなって思い浮かんだ人。昔、職場でちょっといろいろあった方なんですよ。

劇場で再開が達成できたので、今度〇10年ぶりに対で会う予定です。ドキドキ。

集客がうまくいったケース3

尊敬している人

実は、今回、とても演技で素晴らしいと思っている尊敬している役者さんに声をかけていました。

そして、その方が来てくれました。本当にうれしい。

私の演技はお粗末ですが、その人の演技には及びませんが、いつか、アドバイスがいただけると嬉しいし、その人の視界に入れていただいただけでもうれしいです。

もちろん、その方が舞台に立った時は絶対に観に行きますよ・・今はお休みしているから待っています。でも今回来てくれて、たぶん、、、たぶん、来月、お酒とか飲めるかもww

集客がうまくいったケース4

感謝している人

感謝している人にも声をかけました。

私は、その人のことを応援したい、って思っているんだけど、その人も私のこと、応援したい、って思ってくれたのかな、行きます!って二つ返事で答えてくれました。

忙しい中、大事な時間を割いて見に来てくれた素敵な人。私もその人の応援をこれからもしていきたいと思ってる。

やっぱりwinwinの関係だな。すげーな。

集客がうまくいったケース5

家族

あたしには子供が3人いるんだけど、1人しか来てくれなかった。

前回もそう。娘には感謝しているし、尊敬もしている。年齢は30歳も下なのに、人生の先輩みたいな方でもあり、憧れの人でもある。

他に息子もいるんだけど、来なかったな。

男って、彼女とか奥さんができると、ダメね。奥さんがどんな人か?によって大きく変わるな。

まあ、息子が幸せであればそれでよし。あたしは自分のことをやりますww

集客してみてわかったことまとめ

2021年3月に出演の劇では、集客のノルマはなかったんだけど、目標みたいなものはありました。

私自身も来てもらうことで自分の励みにもやる気にもつながるのでたくさん来てもらえるのは本当にうれしいです。

ただ、断られるのって本当につらいですねww

特に無視されたり、しらばっくれたりされると本当人間病んでしまいそうになります(笑)

でも、わかったことが、演劇を観に来てくれる人って、なにかしら「その人の役に立ちたい」「応援してあげたい」って思ってくれていること!!これは間違いないのです。

だから、それを踏みにじるようなことはしてはいけないし、そういう自分ってどんな人なのだろう、って考えて、臨まないといけないなって思いました。

正直責任は重いなw

「応援してあげたい」のwinwinを目指そう

今書いているのが「ラヴメールズ」の公演が終わって1週間なんだけど、結局、日本で舞台役者をつづけていくためには、「応援してあげたい」人になり続けることなんだな、って思う。

もちろん、これはwinwinの関係でないといけない。

友だちや家族、仕事関係やほかの交流関係でも、なんか応援したくなる人っているよね?そういう人は、やっぱり、惜しみなく応援したい。

自分が応援したい、って思う人は、なんだろ、応援してもらえるようになるような気がする。それはきっと以心伝心なのかもしれない。

おそらく、なんとなくどこかの気が合うから応援しちゃうんだろうし、応援もされちゃう。

異性なら、きっと恋人同士にもなれちゃうような存在なのかもしれない。

そう考えると、、、、これって、全員にはできないな。きっと気が合わない人もいるしな。

だけど、その気が合わない人には、別で気が合う人もいるんだと思うから、そっちはそれでwinwinの関係を築けばいいだけじゃないか!!

そっか、、、そう考えると、「応援してあげたい」の気持ちを広めるとみんないい感じに回りそうだな。

これからは、「応援してあげたい人」を探す人生もいいのかもしれんぞ!!

えっと、、、次の私の舞台は9月のはじめにあります。今はそれしか決まってませんが、応援してあげませんか?www