舞台&劇団

【観劇】「犬猿雉と桃太郎たち」を見た感想とその後

犬猿桃太郎

2/23の祝日水曜から始まった劇団やりたかったのアングラ風?な劇、観てきました!

前回じゃ2020年11月の公演には出演させていただき、今回は観客席でみさせていただいた私の感じたことをつらつらといいます♪

ぷぷぷとなる笑いじゃない劇団やりたかった

今回の劇は喜劇でもなくシチュエーションコメディでもありません。

アングラ的な内容ということです。2021年2/23-28まで合計10回の公演ですが、全部主役の桃太郎の配役が違います。

犬猿雉のあらすじ

桃太郎が鬼ヶ島にいくまでのいろんな葛藤について、現代風にアレンジしてお話を作ったものでした。

熱いお芝居で経験の少ない役者さん(つまり、やりたかったでは初舞台もしくはあんまりやっていない役者さん)が公演ごとに主人公の桃太郎と座長を務めるといった初の試みでした。

犬は団長さんの木下さきさんで猿はやりたかった当初からの定番の役者さん。

雉もよく見る顔ぶれの役者さん、ほかの役者は経験のある役者ということだけど人数がそんなには多くないので、まあまあです。

アングラ風の劇でぷぷぷじゃない内容

アングラ風の内容というと、私の友達が得意であちこち観ている人なんだけど、彼女は「全然アングラじゃなかった」と言ってました。

「アングラ」とは

アンダーグラウンドの略語で、簡単にいうと、反社会的で常識から外れている生き方や芸術作品のことを俗に言う。

アングラ作品の代表としては反戦・反米など政治的なメッセージが色濃く描かれたり、政権に正面から異議申し立てをするパフォーマンスが含まれるもの。

「アングラとは芸術半分、風俗文化半分。お高くとまった芸術でなく、ちょっとハメを外したような芸術」という解説されることがありますが、あくまでも反社会的なものが残っているもの。

だけど、彼女も私もとても楽しめたのは間違いありませんでした。

メッセージが込められた作品

「やりたいことに向かって生きろ」ということをメッセージに込めた作品でした。

「嫌われる勇気」や「Think clearly」のビジネス書でも言われている「世間や他人の目を気にしないで本当に自分が心に描く、やりたいことに集中して生きよう」という内容です。

この劇を見た人は、見終わって帰る頃には何か熱く燃え滾った心になっているはずです。


めっちゃいい本たちです(*’ω’*)

役者目線で観ても正直いい劇でした

まあ、アングラ劇じゃないじゃん、モチベーションアップの劇じゃん!っていうのはひとまず置いておいて、、いい劇でした。

役者目指している人も目指していない人も、時間とお金があるなら行くほうが良いです。正直おすすめ!

迷いの多い人は勇気がもらえる

劇のなかで、優柔不断で軟弱な桃太郎を犬やサルがけしかけて、もっと自分の目標に向かって生きさせようと何度も葉っぱをかけます。

  • どうせちっぽけなことしかできない命じゃけ、そんなに大事にすることなかろう。
  • 他人のために生きておるんか?世間なんて気にせんで自分のために生きればよかろう。
  • 今やれることから始めればよかろう。今やれることを探すことから始めるんじゃ

動物たちが九州弁や広島弁みたいな口調で話すのが、余計にキュンときます。涙していた人もいましたね。

みたくない場面もあったのは仕方ない

アングラ?な劇だから仕方ないのか・・私にとって残念な点は二つありました。

主役の桃太郎が鬼退治を忘れて思い出したときの場面だったでしょうか?

猿が桃太郎の役の人が床にふせっているときに、けりを入れたりして罵倒していたんだけど、なんとなくあの暴力はちょっと観ていて嫌でした。

ほかには、主役(桃太郎)の男の子が、都に道場を新しく作るときのことを妄想しているとき、教え子にセクハラする風景を妄想で演じているところ、、、。

「硬い棒」を何度も連呼して腰をふるわけですが、男性が見たら面白いと感じる人もいるのでしょうが、私は観ていて気持ち悪かったので、できればやめてほしかったなあ。

でも、それ以外は全部良かったです!!

今やっている演技のヒントに

実は、3月に出演する舞台で、自分の演技に迷いを感じていました。

しかし今回この劇を観てすごく勉強になりました。

  • 落ち着いた演技と力が入っていすぎの演技の違いを生で観れた
  • セリフが聴きやすい・そうでないしゃべりの違いも耳で感じた
  • 役柄の存在感がある、ないにしろ全員がそれを守っていた
  • 役に入り込んでいる人の気迫を感じた

観劇のあとに思ったこと

まあ、この劇を観て本当に良かったです。

いつも私が考えていること、自分で人に言っていることがテーマだったので、ふむふむ、的でしたが、それでもやば、泣きそうになりました。

やっぱ、この脚本と演出家って天才だわ。ほんと、ここの劇団はすげーな、って思うのと同時に、もう私はこれ以上の演技はできないんじゃないか、、って不安にもなった瞬間がありました。

お芝居って観る前と後で何か心が変わっているものなんだけど、やっぱり、今回は変わりました。

夏の公演よりもよっぽどこちらのが良かった。見せてくれてありがとう、って思えたし、観てない人は見たほうがいいなあ、って思うよおおお

2/28日までだよ。