普段から食べ過ぎに注意しているし、食事内容にも気を使っているほうなんだけど、全然痩せられない・・。
それどころか少しずつ体重が増えているし、体もむくんできてる、、、なんて感じたりしませんか?
もし、あなたもそうなら、もしかしたら、甘いものが好きで、毎日アイスやお菓子、スイーツなどを欠かさないほうではないですか?
実は、砂糖(糖分)って本当にダイエットの敵なんです!
知ってる・知ってる・だからご飯の量は極力減らしているしカロリーも抑えてるって??
ダメダメ!!ご飯は抑えてるけど甘いものをその分食べているとしたら、全然ダメなんですよ~
ご飯じゃなくて、まずは、甘いものを止めましょう!
この記事では、砂糖の毒、砂糖を止めない限り、中年太りは止まらない理由について紹介します!
砂糖はからだに害をおよぼす
美味しいものには砂糖がつきものなんですよね。

ケーキやアイス、お菓子類には当然入っているし、ごはんのおかずになる煮物やサラダにかけるドレッシングにまで、欠かさず入っていたりします。
それなのに、食後のデザートにまで、甘いお菓子を食べてしまえば、もうあなたの脳は砂糖に侵されているのかもしれません。
それだけ、砂糖には人間にとって毒が大きいんですよね・・・悲しいことに、これは自覚しておかねばいけません。まずは、砂糖の毒ってどんなことなのか、具体的に紹介します。
①体の糖化がすすむ
糖化とは、たんぱく質や脂質が糖と結びつくことです。そして、糖化はおそろしいことに、、、老化を促進する大きな要因といわれているんです。
血液中に余分な糖分があると、体内のたんぱく質や脂質と結びついて変性させ、老化促進物質であるAGE(糖化最終生成物)を作り出してしまいます。
余分な糖分というのは、代謝しきれていない糖分のことなので、普段から甘いものを摂っている人はまず、余分な糖分が常にある状態なので、老化は止まらない状態と思っていいでしょう(😢)
②腸のカビを増やして腸内細菌が乱れる
腸内環境が悪くなるとカビというものが増えやすくなるのです。カビは脳への影響も強いので、いろいろな機能を麻痺させてしまうのですが、これが人によって様々なダメージをきたしてしまうかもしれないのです。
③酵素の働きを邪魔する
体の中で働く酵素の中で、大事なものの一つが食べた食品を消化する酵素です。消化酵素は大きく分けると、次の3つに分けられます。
- でんぷんを分解する酵素
- たんぱく質を分解する酵素
- 脂質を分解する酵素
また、消化酵素のほかには、代謝の役割をしてくれる酵素もあります。
酵素の役割は次のようなものがあります。
- 吸収された栄養素からエネルギーを作り出す反応
- 体内の有害物質を処理し尿などと一緒に排泄する反応
- 体の成長や免疫反応
- 体の調節機能などにかかわる多くの反応
酵素の働きが悪くなると、消化も代謝も悪くなるので、当然太りやすくなるし、むくみやすくなってしまいます。
④活性酸素をたくさん発生させる
活性酸素は細胞を強力に酸化させ、ボロボロに傷つけ、劣化させてしまいます。血管にもダメージをきたすのでいいことがありません。
⑤ビタミンミネラルを失う
ビタミンB1は、糖質が体の中で分解してエネルギーになるときに大切な働きをしています。
砂糖をたくさんとると、それを分解してエネルギーにかえるためのビタミンB1の必要量も多くなってしまうのです。
⑥血糖が乱高下する
砂糖は消化・分解されるとブドウ糖となって血管内に送り込まれるため、血糖値が上がります。すると、すい臓から「インスリン」という血糖値を下げる働きをするホルモンが分泌されます。
当然、たくさんの糖質を一気に摂れば、血糖値の上がり方も急激になり、分泌されるインスリンの量も増えるため、一気に血糖値が下がりやすくなります。
これが血糖値の乱高下が起こる状態で「血糖値スパイク」ともいいます。
これを繰り返すと血管の壁が分厚くなっていきます。いいことはありません。
⑦カルシウムを奪う
砂糖が直接カルシウムを溶かしてしまうわけではありません。
人間の身体の血液はペーハー(pH)が7.3~7.45で、弱アルカリ性になっています。
その弱アルカリ性の身体の中に糖分が入ると血液が酸性に傾きます。
まして、砂糖のように精製されたものは瞬間的に傾いていくのです。
そして、血液を弱アルカリ性に戻すために、体内のアルカリ性であるカルシウムが動員されます。
このバランスが保たれているうちはいいのですが、糖分摂取が多くなりすぎると、身体を維持するために最低限必要なカルシウムまで動員されてしまい、結果、身体のカルシウムが減ってしまうのです。
⑧肝臓を悪くする
果糖はどの臓器でも消費することができず、肝臓だけが代謝することができるのですが、摂りすぎると肝臓が対処しきれなくなり次のような状態になりやすくなります。
- 尿酸を増やし痛風、腎臓結石、高血圧の原因となる
- 肝脂肪を増やす
- 糖尿、脂肪の増加を引き起こす
- 悪玉コレステロール、中性脂肪を増やし、心臓疾患や脳こうそくの原因に
お酒をあまり飲まないのに、脂肪肝になってしまう人や、健康診断で「肝臓に脂肪がたまいる」と指摘された人は、砂糖が原因の可能性があります。
⑨胃を悪くする
砂糖は胃の消化能力を落とし、胃のぜん動を弱めるといわれています。
⑩皮膚感染を起こしやすくなる
糖分が多いと体は糖化するので、皮膚も老化します。コラーゲンも破壊し、関節や血管も硬くなりがちとなり肌もごわごわして、シワもできやすくなります。
⑪動脈硬化のリスク
糖類を多くとっていると血糖値の乱高下を繰り返すので、動脈硬化へのリスクはとっても高まります。
砂糖はドラッグのように連鎖する
砂糖を摂取すると脳の中でドーパミンやセロトニン、ノルアドレナリンなどの脳内神経伝達物質が分泌されます。これらはそれ自体、もちろん危険な物ではないのですが、人に幸福感や癒やしを与える麻薬のような性質を持っています。
身体が疲れたときや、ストレスを感じるたびに甘いものを食べて幸福感や癒しを得るようになると、この快感がクセになり、やがては中毒のように「砂糖を取ること=幸せになる」と無意識に脳が感じるようになってしまいます。快感を得るために砂糖を摂る、この状態に陥るのが砂糖依存症です。
このように、つい疲れたら甘いものを・・と手を伸ばしたくなるものですが、やめないと余計に繰り返すようになるといわれています。

ブドウ糖は脳のエネルギー
ダイエット中で糖質を極限までとらずにいると頭がぼーっとしてしまったということありませんか?
脳の栄養はブドウ糖です。この栄養素が足らないと脳の働きは悪くなって、しまいには眠くなります。そこで、甘いものをとると脳はいきなり元気に働きだします。
だけど、しばらくするとまた、血糖値が下がるので、ぼーーッとしてしまうので、また甘いものを食べるという繰り返しをすると砂糖依存症になってしまいます。
GI値の低い食品をとって対策
脳の栄養のために糖は必要だけど砂糖のような急激に血糖値をあげるような食品を摂らないようにするのがコツです。
脳のエネルギーを長期的に維持するには、果物、野菜、全粒穀物など GI 値の低い炭水化物を摂取することです。これらの食品に含まれる糖質は体内にゆっくり吸収されるため、脳に安定したエネルギーを供給します。GI 値の高いお菓子を食べることで起こる血糖値が大きく変動することがなくなれば、頭はすっきりし、精神的に集中できます。
玄米や、くるみ、ブルーベリー、ダークチョココなどを摂るようにしましょう。
糖分をやめてよかった!砂糖をやめると若返るかも
私は、無意識にしていると1日に2~3回甘いものを食べてしまいます。でも、意識して3日に1回程度に抑えてから、楽に体重管理ができるようになりました。
糖分をやめてメリットがあったという人はたくさんいるので、いくつか例を紹介しておきますね!
砂糖と炭水化物を減らした結果
普段普通に食べている「砂糖、炭水化物」量を4分の1に減らし、脂質、タンパク質を少し増やしてみた結果が次の通りでした。
- 毛穴が目立たなくなった
- 不思議な吹き出物が減った
- 太らない、浮腫まない
- 余計に食べなくなった
- 肌荒れしなくなった
加工品をやめるのから始めよう
甘いお菓子類を完全に止めることはできます。私はできました。
私はあるコツをつかんだので今ではどんな食べ物でも超簡単に完全に止めることができます。
今ではお菓子全般の他、米(玄米も)、パン、麺類(蕎麦も)、小麦粉製品全般、揚げ物、乳製品全般(ヨーグルトも)、インスタント麺、アイス、清涼飲料水、ほとんどの加工食品などをすべて完全に止めました。
牛肉や豚肉、卵も近々完全に止める予定です。
私は主に3つのことを意識して何でも簡単に止めることができるようになりました。
とりあえず、超加工食品の「やばさ」を理解しましょう。今の自分、将来の自分に危機感を持つことが大事です。そうすれば少しは食への意識は変わるはずです。
体重が減っている
息子が糖尿病の入口にあり、自分もかなり肥満体なので取り組んでみました。
自分は1番軽いプチ的な段階での糖分制限をしているけど、毎日確実に体重は減ってきてるから、効果はあると思います。
まとめ
砂糖はなかなかやめることができないけど、健康に悪いし老化が加速するなんてすごく嫌ですよね。
マイルドドラッグともいわれているほど毒性があるというお医者さんもおいるくらいなので早めに自覚してなるべく摂らないようにするのが賢明です。
ほとんどの人が砂糖中毒になっているという実態があるというのも怖いですね。
まずは、甘いものを減らして自然に痩せられる生活をスタートさせましょうね。
