8月前半にオンライン配信専用の舞台の撮影が終わりました。
それまで約2か月ほどの稽古だったけど、今思えば、全然足りなかった( ゚Д゚)
もっと自力での稽古が必要だったなーって今更ながら猛反省中です。
この記事では、現在申込受付中&配信中の舞台の劇について、ちらっと話しまして・・。
さらに、役者がチケットを売るときのなんだかなーっていう感じの部分を不平不満とともに解説したいと思います。
良かったら暇つぶし気分で読んでみてくださいね。
前回から5カ月後の舞台はオンライン配信!
オンライン配信の劇は初体験なので、とても興味がありました。
まさか、オーディションを受けて自分が受かるなんて思っていなくて、「なんでもチャレンジ」精神で応募したら、合格をいただき、とてもラッキーでした。
あの世の世界が舞台のコメディロマンコメディということで、やってみたら、私の好きなジャンルでした。
実稽古に入るとどんどん演出が加わっていき、シチュエーションコメディって感じになっていったので、もうワクワク。。
興味ある人はこちらから→おうでぃしょん
この舞台に出て良かったこと
毎回感じることなんだけど、舞台が進んでいくうちにまわりの人の演技がどんどん変化していくのに圧倒されまくった。
人の見え方って演出の違いでこんなに見え方が変わるんだな、って面白かった。
これって演技だけじゃなくて、リアルの人間関係も同じだと思った。見せかた、表現の仕方って注意しないとな。いや、勉強になりました(感謝)
この舞台に出てダメだったこと
自分に自信を持ち過ぎた気がしてならない・・めっちゃはずいわ。
映像になったのを見て、「こんなはずじゃなかった」的な表現がすごくあったので、穴があったら入りたいという気持ちが何度もおこった。
もっと時間があれば、もっと自分を振り返って役になり切れる準備ができたはず。
あのレベルでは、ハッキリ言ってお金もらえるレベルではないわ、って思った。。。チケット買ってくれた人、ほんとうに申し訳ありません。
(現在もまだ配信中なので、ネタバレ的なことはここでは控えます・・)
舞台のチケットを役者が売るときの人間関係のもつれ
役者が舞台に立ったら必ずお客さんに観てもらう必要があります。
もちろん、こんな時代なので、現在は無観客で!と言われがちです。
しかし、やはり、舞台ならではの便乗観があるので、やはり、できれば本物の舞台で演技して、生の舞台をお客さんに観に来てほしい。
お客さんの反応があってこそ、役者の集中力も増してくるわけで。
でも、まあ、現在のところ、コロナ感染者が毎日すごい発症者数で、今しばらく、舞台は控えていくしかありません。
しかし、オンライン配信だろうと、やはり、観てもらうためにはチケット購入をしてもらわなくてはいけないんですよね。
知名度がなければ自力でチケットを売る
芸能人やSNSで有名な人ならもともとファンがついているので、黙っていても、チケットが売れるので、割と営業をがんばらなくても安心だけど、なかなかそういう役者さんはいませんね。
まして、小劇場に出ている役者さんでは、ほとんど厳しい。
役者同士の人脈で観劇をし合う関係
結局は、友だちや知人に声をかけて劇をみてもらえないか?とお願いするパターンがほとんど。
その場合、相手が役者さんをやっている人なら持ちつ持たれつで、お互いにチケットを買い合うというパターンになることが多い。
(これも、やり逃げされるケースもww)
縁が切れるきっかけにも?
渋いのが、チケット購入のお願いする代わりに、冷たくあしらわれて、それがきっかけでご縁が完全に終わってしまうというパターン。
これ、結構多いから、気にしていたらキリがないんだけどね。
でも、おかげでその人の本質がいろんな意味で見えるよね。ある意味、無駄を排除する良いきっかけなのかもしれない。
それでもたくさんの人がチケット購入してくれた・・😢!
今回は、私が出会った人、ほぼ全員くらいに声をかけています。。。めちゃくちゃ久しぶりのご縁の人からご購入いただいたり、去年に初めて会ったのに、ご縁だ、って言って買ってくれた人もいた。
あと、去年演劇ごっこみたいにzoomで本読みを一緒にした子が今年初舞台やることになり、その舞台前に急遽買ってくれた人もいました。。。ほかにも毎回買ってくれるお友達や、ほかの劇も観に来てくれた人も買ってくれて、、、、嬉しいです。
こういうのって、私が推しが強い、というのをさておいても、、、、やさしさを感じます。ありがとう!
殺人や事件の犯人はいつも役者志望?
実はね、私が役者を再開するときに親友に相談したときに言われた言葉がこの見出しのタイトルです。
「昔さー、昭和の刑事もののドラマでさ、殺人とか事件の犯人とか容疑者って必ず、役者志望の人物が出てきたじゃん。そのくらい、演劇やっている人って闇を持ってる人が多いんじゃないの?大丈夫?そんな世界に入ったら危険じゃない?」
こんな風に言われたんだけどね、、実際は全然そんなことはありませんねw
すごーーく人が良さそうな感じの人や、確かに目つき鋭くて怖そうだけど、やさしい人だったり。
逆に稽古中や舞台ではニコニコしているんだけど、演劇からはなれたら別人のように無表情の人だったり、というパターンも。
ま、いろんな個性の人がいて面白いです。
私は50代になって、演劇を再開したけど、役者を目指す人って、何かを表現したい人、なんだと思うし、そういう意味では「目立ちたがり屋」なのかもしれない。
まあ、刺激的な場所です。
しかし、今年はもう舞台はやらないと思う。
コロナもまだまだ落ち着かないから、もしかしたら、本当に舞台で演技するのはもう無理なのかもしれませんね。
でも、最後の舞台が映像なのは、良かったのかもしれません💦